ニュース | 吉原祇園祭 2010 東海道宿場町の伝統の祭り

東西文化の交流点を感じさせるにぎわい

吉原祇園祭 2010 東海道宿場町の伝統の祭りの画像
2010年6月12日・13日、静岡県富士市吉原本町で吉原祇園祭が行われた。吉原祇園祭は、毎年6月の第2土曜・日曜の2日間に実施され、江戸時代から350年間続く伝統行事。
祭りの形式は、京都の祇園祭の流れを汲みつつも、宿場町であった背景から全国の様々な形式が混合されたもの。吉原祇園祭の「おてんのうさん」という愛称は、京都祇園祭や各地の天王祭で祀られる牛頭天王の呼び名であるが、この吉原祇園祭の祭神は、吉原地区の木之元神社、吉原天神社(天満宮)、八坂神社、八幡神社(八幡宮)、山神社の五社の合同によるものであることから、それぞれの神社で祀られている神となる。

吉原地区の神社五社の各氏子町内が、悪霊・疫病退散というひとつの願いを祈願して地域の衆力を結束し、互いに競い合う、東西文化の交流点を感じさせる祭り。

この祭りの見所は、21台の山車・屋台が町内や吉原商店街を練り歩く様子と、1Kmにわたる商店街に立ち並ぶ露店。特に、夜の山車の引き回しは雰囲気がある。2日目となる13日夜には、若者から年寄り、演者から見物人まで、お囃子のリズムと掛け声にのって皆で楽しんでおり、盛り上がりを見せていた。

富士市吉原は、江戸と京都を結ぶ東海道の中間地点として江戸時代に栄えた宿場町で、歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」の中でも吉原が残されている。鉄道を使って吉原商店街に行くには、JR東海道線の「吉原駅」から岳南鉄道線に乗り換えて2つ目の「吉原本町駅」で下車。江戸時代から重なる天災によって、海岸沿いとなる吉原駅の位置から内陸部に街が移動し、現在の吉原本町駅の位置となった。

現在の吉原は、宿場町から飲食店や雑貨店などが軒を連ねる商店街となっており、B級グルメ「つけナポリタン」でも全国的に知られている。

(写真撮影:2010年6月12日・13日)

2010年6月14日 静岡・表富士 この記事をYahoo!ブックマークに登録する この記事をはてなブックマークブックマークに登録する この記事をGoogle Bookmarksに登録する この記事をdel.icio.usに登録する

参考リンク

NPO 東海道・吉原宿 吉原祇園祭

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