富士五湖「西湖」近郊で溶岩でできた洞窟を探検!
富士山周辺には、大昔に富士山の噴火で流れ出た溶岩でできた洞窟が多数存在しており、観光スポットとして人気だ。その洞窟群の中で、冬の間コウモリの保護のために休業していた「西湖コウモリ穴」が春の訪れとともにオープンした。「富岳風穴」「鳴沢氷穴」と合わせてリポート。
「西湖コウモリ穴」は、年間を通じて他の洞窟よりも比較的暖かいため、コウモリが生息する洞窟として知られている。確認されているコウモリの種類はおよそ5種類。洞窟内で人が見学できる場所とコウモリの保護区が区切られているため、コウモリと遭遇して間近に観察することは難しいようだ。しかし、ヘルメットを装着して低く薄暗い洞窟を進む経験はスリル満点で、他の洞窟にはない楽しさを味わえる。
一方、周辺にある「富岳風穴」と「鳴沢氷穴」は、休暇期間はなく通年訪れることができる洞窟。いずれも気温が低いことから、昔は氷の貯蔵庫として活用されていた歴史がある。
溶岩洞窟を訪れることによって、富士山の噴火による溶岩流の威力を改めて実感できる。さらに、これらの近隣の観光スポットには、船津胎内樹型や吉田胎内樹型など、樹木を型どった溶岩樹型も多数存在する。合わせて見学することで噴火や溶岩流の影響を深く学ぶことができ、学生の研究や富士山学習にも適している。
「西湖コウモリ穴」「富岳風穴」「鳴沢氷穴」の詳細は以下から。
(写真撮影:2010年4月26日)
(こちらの記事に 山中湖花の都公園の胎内樹型の施設・吉田胎内樹型について記載)

入場して西湖コウモリ穴へ向かう道。森の中を歩きます。

途中、層状に溶岩が盛り上がった熔岩棚が見られる場所がありました。

コウモリ穴の入り口。扉を閉めてもコウモリは出入りできる鉄格子。ヘルメットを装着して中へ。コウモリ穴は全長350メートル以上もある富士山麓の溶岩洞穴中最大規模。

洞窟の中は、照明があるもののかなりの暗さです。

入り口すぐの広場。ごつごつした床と壁、洞窟そのままの雰囲気です。

広場から振り返ってみたところ。足元が階段などで加工されていないのがわかります。

通路を進み、次の広場へ出ました。

巨人の足跡状広場。コウモリ穴が形成されるときに、水蒸気などのガスが集まって形成されたドーム状の広場とのこと。

天井の低さに注意を促す看板。どれくらい低いかというと・・・

子どもでもかがまないと進めないくらい。天井には、溶岩のしずくが垂れ下がった鍾乳石状の箇所があります。背中に転んだ形跡が。

ヘルメットが大活躍。サンダルやハイヒールの人には、長靴の貸出しもあります。

洞窟の奥には、木枠の扉がありました。

ここから先はコウモリ保護区域という案内。息をひそめて奥を見つめましたがコウモリは確認できませんでした。残念。早くたくさんのコウモリが戻って来て欲しいものです。

今度は、天井の低いコースではなく、短縮コースの通路を進みます。

珪藻土線の案内板。西暦864年(貞観6年)は、富士山の噴火(貞観噴火)があった年です。

入り口に戻って、地上へ。コウモリ穴は、探検気分を満喫できる洞窟でした。

天然記念物のコウモリ穴とコウモリを記す石碑。「蝙蝠」の漢字も覚えよう。

青木ヶ原樹海のおいたちと、コウモリ穴風穴の誕生についての解説看板。

続いて、富岳風穴へ。これは溶岩が冷える際にガスが抜けた跡。

溶岩の上に張った豪快な樹木の根。長い時を経て、溶岩流の台地にもこのように樹木が生育します。樹海の中にはもっと大きな木があることでしょう。

この富岳風穴も天然記念物に指定されています。

富岳風穴の入り口。階段を下ります。

洞窟の入り口にライトアップされた氷のオブジェ。年間を通じて気温はマイナス0〜3度なのだそうです。

長い廊下のように奥へ洞窟が続きます。足元は平らに加工されていて歩きやすくなっています。

洞窟の奥に広場がありました。富岳風穴は、冷蔵庫が普及するまで天然の貯蔵庫として活躍していた洞窟。蚕の保存に使われていた様子がうかがえる展示があり、昭和の雰囲気がありました。看板もレトロ調。

続いて、天然記念物 鳴沢氷穴へ。こちらも氷の貯蔵庫として活躍していた洞窟です。

こちらの洞窟は入り口から空間が開けています。大きく円を描いた階段を下ります。

足元は歩きやすく加工されているものの、富岳風穴に比べて急な階段が多く進みにくくなっています。特にご年配の方は注意が必要。

ブロック状の氷の貯蔵。

通路の両側に氷が積まれ、ひんやりとした空気が漂います。

こちらにもライトアップされた氷のオブジェがありました。昭和の雰囲気が漂っています。

ごつごつとした壁の様子。手すりがないと危ないような急な階段です。

ぐるっと回って地上へ。鳴沢氷穴は、3つの洞窟の中では勾配が一番きついものの、距離が短い印象でした。
同行した子どもの感想では、一番探検気分が味わえたのは西湖コウモリ穴だそう。夏休みの観光や自由研究に、富士山麓洞窟めぐりも良さそうです。
富士山に詳しいガイドと歩く「青木ヶ原ネイチャーガイドツアー」もあります (問い合わせ 西湖コウモリ穴案内所 TEL:0555-82-3111)。
一方、周辺にある「富岳風穴」と「鳴沢氷穴」は、休暇期間はなく通年訪れることができる洞窟。いずれも気温が低いことから、昔は氷の貯蔵庫として活用されていた歴史がある。
溶岩洞窟を訪れることによって、富士山の噴火による溶岩流の威力を改めて実感できる。さらに、これらの近隣の観光スポットには、船津胎内樹型や吉田胎内樹型など、樹木を型どった溶岩樹型も多数存在する。合わせて見学することで噴火や溶岩流の影響を深く学ぶことができ、学生の研究や富士山学習にも適している。
「西湖コウモリ穴」「富岳風穴」「鳴沢氷穴」の詳細は以下から。
(写真撮影:2010年4月26日)
(こちらの記事に 山中湖花の都公園の胎内樹型の施設・吉田胎内樹型について記載)
コウモリ穴

入場して西湖コウモリ穴へ向かう道。森の中を歩きます。

途中、層状に溶岩が盛り上がった熔岩棚が見られる場所がありました。

コウモリ穴の入り口。扉を閉めてもコウモリは出入りできる鉄格子。ヘルメットを装着して中へ。コウモリ穴は全長350メートル以上もある富士山麓の溶岩洞穴中最大規模。

洞窟の中は、照明があるもののかなりの暗さです。

入り口すぐの広場。ごつごつした床と壁、洞窟そのままの雰囲気です。

広場から振り返ってみたところ。足元が階段などで加工されていないのがわかります。

通路を進み、次の広場へ出ました。

巨人の足跡状広場。コウモリ穴が形成されるときに、水蒸気などのガスが集まって形成されたドーム状の広場とのこと。

天井の低さに注意を促す看板。どれくらい低いかというと・・・

子どもでもかがまないと進めないくらい。天井には、溶岩のしずくが垂れ下がった鍾乳石状の箇所があります。背中に転んだ形跡が。

ヘルメットが大活躍。サンダルやハイヒールの人には、長靴の貸出しもあります。

洞窟の奥には、木枠の扉がありました。

ここから先はコウモリ保護区域という案内。息をひそめて奥を見つめましたがコウモリは確認できませんでした。残念。早くたくさんのコウモリが戻って来て欲しいものです。

今度は、天井の低いコースではなく、短縮コースの通路を進みます。

珪藻土線の案内板。西暦864年(貞観6年)は、富士山の噴火(貞観噴火)があった年です。

入り口に戻って、地上へ。コウモリ穴は、探検気分を満喫できる洞窟でした。

天然記念物のコウモリ穴とコウモリを記す石碑。「蝙蝠」の漢字も覚えよう。

青木ヶ原樹海のおいたちと、コウモリ穴風穴の誕生についての解説看板。
富岳風穴

続いて、富岳風穴へ。これは溶岩が冷える際にガスが抜けた跡。

溶岩の上に張った豪快な樹木の根。長い時を経て、溶岩流の台地にもこのように樹木が生育します。樹海の中にはもっと大きな木があることでしょう。

この富岳風穴も天然記念物に指定されています。

富岳風穴の入り口。階段を下ります。

洞窟の入り口にライトアップされた氷のオブジェ。年間を通じて気温はマイナス0〜3度なのだそうです。

長い廊下のように奥へ洞窟が続きます。足元は平らに加工されていて歩きやすくなっています。

洞窟の奥に広場がありました。富岳風穴は、冷蔵庫が普及するまで天然の貯蔵庫として活躍していた洞窟。蚕の保存に使われていた様子がうかがえる展示があり、昭和の雰囲気がありました。看板もレトロ調。
鳴沢氷穴

続いて、天然記念物 鳴沢氷穴へ。こちらも氷の貯蔵庫として活躍していた洞窟です。

こちらの洞窟は入り口から空間が開けています。大きく円を描いた階段を下ります。

足元は歩きやすく加工されているものの、富岳風穴に比べて急な階段が多く進みにくくなっています。特にご年配の方は注意が必要。

ブロック状の氷の貯蔵。

通路の両側に氷が積まれ、ひんやりとした空気が漂います。

こちらにもライトアップされた氷のオブジェがありました。昭和の雰囲気が漂っています。

ごつごつとした壁の様子。手すりがないと危ないような急な階段です。

ぐるっと回って地上へ。鳴沢氷穴は、3つの洞窟の中では勾配が一番きついものの、距離が短い印象でした。
同行した子どもの感想では、一番探検気分が味わえたのは西湖コウモリ穴だそう。夏休みの観光や自由研究に、富士山麓洞窟めぐりも良さそうです。
富士山に詳しいガイドと歩く「青木ヶ原ネイチャーガイドツアー」もあります (問い合わせ 西湖コウモリ穴案内所 TEL:0555-82-3111)。

