ベテランから初心者も、大人も子どもも楽しめるマス釣り大会
静岡県富士宮市は、全国一のニジマスの養殖生産量を誇るニジマスの産地。そもそもニジマスとは、北アメリカ太平洋沿岸の河川を原産とするサケ科サケ属の魚であり、外来種。日本が明治時代に輸入したのが始まりです。昭和8年には静岡県が静岡県水産試験場 富士養鱒場を設立し、富士宮市で養殖を開始。富士山の豊富な水源を利用して、ニジマスの生産量は全国一位を誇るほどに成長しました。
このように河川への放流を起源とするニジマスですが、生息を深めたニジマスの中には大物も多数存在。釣り人にたいへん人気がある魚種でもあります。そのニジマスを決められた場所で制限時間内で釣りあげ、重さを競う大会がますつり大会です。釣った魚は、もちろん持ち帰って食用にすることが可能。会場では、「にじます祭」も同時開催。こちらも合わせて楽しみました。
7時から受付開始。会場は富士山本宮浅間大社沿いの神田川周辺と、富士川の源流である潤井川流域の指定地区。神田川はルアーが禁止。潤井川ではルアーOK。またアマゴも釣ることができます。
参加料金は大人:2500円、子供1800円です。受付を済ませると登録証とオリジナルのキャップ帽、にじます祭のお買い物引換券 200円分がもらえました。
神田川は、この写真の奥にある湧玉池の湧き水が源流です。毎日約20万tが湧き出ているそう。平成の名水百選の1つ。
開始直前の神田川上流の様子。大会は、子供からシニアの方まで幅広い年代の方々が参加しています。筆者は、二十数年前にもこの大会に参加経験があります。その時に比べて、参加人数が激減している印象。少し寂しい・・・
こちらは、下流方向の写真。参加者の間隔に余裕があります。みなさん、帽子をかぶっています。
8:00に合図の花火が上がり、ますつり大会の開始です。一斉に釣り糸を垂らします。
マス釣りの道具を紹介。ますつり大会本部および周辺の釣り具店では、レンタル釣り竿の貸し出しはありません。ですが、マス釣り用の道具は、意外と安価で揃えられるので、道具を持っていないがこれから始めたい釣り初心者にも安心です。
釣り竿はアウトレットであれば1000円以下で見つけることも可能。糸や針などの仕掛け一式は、セット物がおすすめです。こちらのセットは、糸・針・おもり・目印がセットされ、替え針2つ付きで160円(会場付近の鈴木釣り具店で購入)。釣り竿の長さに合わせて糸をカットして使います。
マス釣りの餌は、イクラが一般的。技術にもよりますが、ルアーフィッシングよりもイクラを使った餌釣りの方が良く釣れるそう。ニジマス、ゲットです。
朝一番が最も良く釣れ、その後徐々に釣れなくなってきます。頃合いを見計らって、養殖もののニジマスが移動車より数カ所に投入されました。投入されたニジマスは、少し小さめのよう。
中盤を過ぎた上流の様子。皆さん釣れているんでしょうか。
親子で参加している家族もいます。初心者でも簡単に釣りを楽しむことができるので、小さなお子様にもおすすめです。釣り針に注意しましょう。
本ますつり大会の主催者である富士養鱒漁業協同組合や富士養鱒場の敷地内にあるニジマスの釣り堀では、養殖のニジマスをほぼ一年中釣ることができます。ファミリー向け釣り体験であれば、そちらもおすすめ。
こんなにたくさん釣った方も。湧玉池に近い場所のほうが良く釣れたようです。大物がいるんですね。
10:30より審査開始です。釣った魚を持って本部で計ってもらいます。これが大物? いえいえ、まだまだ。
こちらは、あまご。このあまごも大物です。
こちらが、優勝したニジマスの大物。4kgを超えるそう。養殖ものではない風貌。
11:30で審査終了。その後、にじます祭りにも寄ってみました。写真はニジマスクイズ。クイズを解きながら、ニジマスについての知識を深めることができます。お子様に人気です。
富士宮名物「ます雄ちゃん焼」。ニジマスのちゃんちゃん焼きなのだそう。親父ギャグ愛好家も多数生息中のようです。

